2022年8月の記事一覧
生き物への探求心
春のころからダンゴムシやオタマジャクシ・カエル、ザリガニ、クモなど生き物に興味を示す子どもたちが増えてきました。
虫を捕まえるたびに図鑑を広げ、「なんのむしかな~?」と探しています。
7月には在園しているお子さまのおじい様からカブトムシを頂き、早速観察が始まりました。
小さいお友だちもカブトムシの存在に興味深々です!
「すごいね!」「(脚が)くすぐったい!」「わたしもさわってみたい!」とチャレンジャーなお友だちは手に乗せてみたり、虫は苦手だけど・・・でも気になる~と保育者の背中からそーっと覗き見たりと、様々な反応。
エサやりとなると虫が苦手な子も「やりたい!」「おいしいおいしいってたべてるね」とさらに興味や愛着が増すようです。
中には「(家に)もってかえりたい」という声があがり・・・
お家でもじっくりと観察し、エサやりを楽しんでほしいと思い、『カブトムシのおとまりかい』を計画しました。
申し込みは続々と出ています
本日より、早速『おとまりかい』が始まります。どんな反応があるか楽しみですね。
虫博士が続々誕生しそうで、いつでも子どもの反応に応えられるよう保育者もカブトムシについて、色々調べているところです。
どうしてなのよ~?
園の畑の夏野菜も次々と収穫している今日このごろ・・・
本棚の「やさい・くだもの図鑑」も大人気!
頭を寄せ合って見ています。
ところがある日のこと・・・
子どもたちは見逃しませんでした!!!
「まだダメ!」「あかはたべれる!」「みどりはたべられません!」との会話が聞こえてきました。
指をさしながら訴えているところをよく見ると・・・なるほど
以前話していた「赤くなったら収穫しようね。」という約束を覚えていて、赤くない時に収穫している写真に“これ違うのでは”と納得がいかなかったようです!
しかし、保育者がスーパーに並ぶまでの過程をいろいろ説明するものの・・・
それでもやっぱり「どうしてなのよ~?」「ダメで~す!」「緑はとれない。おいしくない!」
手をにして訴える子どもたちなのでした。
その後も図鑑を開く度に子どもの訴えと保育者の説明は続いています。
一度話した約束はよく聞いてくれているなぁーと感心するものの、出荷のため、早めの収穫もあるわね…と説明の難しさに翻弄する保育者でした💦